DJIが新たに発表した「DJI Cendenceリモートコントローラー」は、DJI Inspire 2に求められる操作性・機能性を向上させるために開発されました。
コントローラーにはアナログ式のチャネルを5つ、カスタマイズ可能なボタンを10以上備え、飛行とカメラの設定を調整できることから、プロの映像制作の現場で、かつてない空撮撮影体験を提供します。
日本での販売開始時期、価格は未定です。
Cendenceに搭載されているカスタマイズ式のボタンで、よく使う機能の有効化/無効化設定が簡単にでき、ボタン部を使うとフォーカスピーキング、障害物回避、ホームポイントの設定などがアプリを通さずに操作可能です。
さらに、コントローラーのダイヤルとレベラーは、ボタン操作でジンバルのロール、シャッタースピード、絞り、ISOなどの設定中に切り替えできます。
また、Cendenceにはビルトイン式のポートが備えられており、高画質の映像を効率的に伝送、配信や他のデバイスとの接続ができるようになっています。SDIとHDMIポートにより、1080i50や720p60での配信もサポートしています。Inspire 2とTracktennaの利用時には、2km以上の距離を10Mbpsの速度での通信が可能です。
さらに、高輝度モニターDJI CrystalSkyをマウント用のブラケットで送信機に装着することができ、Cendenceのハードウェア部のアップグレードがし易いように、ブラケットはバッテリー、PCB、アンテナなどはそのままで取り外しが可能です。
現時点で、Cendenceリモートコントローラーは、DJI Inspire 2、Matrice 200シリーズで利用でき、他機種への対応は随時進めていく予定です。
ドローンを総合的に操作しつつ効率性も最大化したいと考える映像制作者にとって、Cendenceは最良の選択肢となるでしょう。
- DJI Inspire 2:http://bit.ly/DJI-Inspire2-Blog
- DJI Matrice 200シリーズ:http://bit.ly/Matrice200-Blog
- DJI CrystalSky:http://bit.ly/DJICrystalSky-Blog
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