前回のPart 1で行った、中国・深圳在住フォトグラファー / カメラマン Charles Chen氏によるDJI Gogglesの開封・クイックレビューに続き、今回は実際に体験してもらった模様をお届けします。
日本では、操縦者がFPVゴーグルを使用して飛行することは、目視外飛行となり、国土交通省への申請が必要です。操縦者以外がゴーグルを装着し、FPV映像を視聴することは問題ありません。
ライター:Charles Chen 中国・深圳在住フォトグラファー / カメラマン
Instagram: https://www.instagram.com/chenfeixing/
いよいよ販売開始されたDJI Goggles。片方の視野角は85度で解像度は1080p、それが左右それぞれに搭載された超高画質のスクリーン、気になる価格は57,800円(税・送料込)。出荷開始は5月20日に予定されています。
クイックレビュー:DJI Gogglesの装着
DJI Gogglesの装着には、まずヘッドバンド部を頭上に持ち上げます。
DJI Gogglesは、メガネを付けながらも装着できるようデザインされています。メガネユーザーとしては一々脱着しなくて良いところが嬉しいです。
DJI Gogglesの本体がうまくフィットするように調整することが大切です。
このように、ノブのダイヤルを回して頭にフィットするように調整していきます。
これで装着は完了です。顔の半分がDJI Gogglesですね。
顔に接着している内側のクッションがとても快適で、これが顔面にかかる圧力を分散してくれています。
クイックレビュー:FPV(一人称視点)での飛行
これからいよいよ、DJI Mavic ProとDJI Gogglesを接続してみます。初回には必ず同梱されている「クイックスタートガイド」を一読してくださいね。
右部にあるタッチパッドを使うと、インテリジェントフライトモードの設定・操作ができます。このタッチパッドの感度がとても高く、操作の遅延も感じませんでした。
さらに、DJI Goggles装着時にもMavic Proのコントローラーが使えます。DJI Gogglesのスクリーンにはフライト状況のデータが表示されます。より安全に楽しむために、FPVモードでは誰かもう一人が側にいる事が好ましいです。
FPVの世界から現実の世界へと戻り、リモートコントローラーの設定が必要な場合には、DJI Gogglesの本体を上に持ち上げるだけで事足ります。このデザインもとても便利ですね。
こちらの写真は、DJI Gogglesのスクリーンをカメラで撮ったものです。
DJI Gogglesを屋内での飛行体験で利用してみましたが、スクリーンは思っていた以上にクリアでした。今回は720p/60fpsでFPV中継を試してみましたが、1080p/30fpsの設定もあります。壁に向かっていく場面はとてもエキサイティングな光景でした。
今回は短時間の体験会ではありましたが、特に障害物を縫いながらのFPV飛行は、飛行技術が高まるほどにより楽しめるはずだと思いました。
原文:DJI Goggles Unboxing and Quick Review – Part 2
https://store.dji.com/guides/dji-goggles-quick-review/
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